こんにちは、今井です。
今日は世にも恐ろしい物語です(笑)
去年の年末になりますが、私は軽井沢に旅行に行っていました。
ティーカッププードルを飼っているのですが、犬と行けるホテルと言う事で軽井沢にあるホテルに泊まる事にしていました。
犬オッケーのホテルってピンと来ないかと思いますが、食事もレストランで一緒に食べれるし、犬用の椅子もあります。
お揃いの浴衣もあったりして楽しいところです。
そんな軽井沢で愛犬と共に散歩していると娘からラインが入りました。
スーツを来た男の人が何度もインターホンを鳴らしていて怖いと。
私の自宅にスーツを来た人が来ると言う事は基本的にありません。
あるとしたら法事ぐらいです。
私は、それ絶対なにかのセールスやから無視でいいよと連絡しました。
そして軽井沢銀座を歩いているとまた娘からラインが。
お父さん!また来た!お父さんは居ませんか?って言ってる!
娘が今は旅行中で居ないと言うとこの番号に連絡が欲しいと言う事で紙を置いていったそうです。
その紙の写メを送って貰い電話番号を調べると、なんと税務署ではないですか!
ええ?なんで税務署の人間が家に来るねん!しかもいきなり。
なぜ税務署員が自宅に来るのか?
会社の税金はちゃんと納税してるし、今まででも税務署から連絡が来るなんて事はありませんでした。
個人としても市民税とか所得税とか税金と言う税金はちゃんと納めています。
そこでググってみると、税務署から個人に連絡がある場合は個人の税務調査だと言う事が書いてあり
しかも自宅に来る場合はもうほぼ確実に証拠をおさえておりマルサのレベルだと言う事でした。
マジかよ、一体何に対してやろか?
と言うのが真っ先に頭に浮かんだことです。
せっかくの旅行がもう台無しです。
自宅にある日突然税務署員が来た訳ですから不安にならない人は居ません。
そこでまずは税理士さんに相談です。
相談するのは税務署と戦う税理士事務所で有名なベンチャーサポートさんです。
ベンチャーサポートさんは今では日本の主要都市に支店を構える大きな税理士事務所になっていますがファイティングスピリッツは変わりません。
担当の先生に連絡すると会社に突然来る事はたまにあるけど、自宅に来るのは自分の顧問先でも例が無いと言う事でした。
とにかく税務署が何に対して調査をしたいのかを探って対策を取ろうと言う事になりました。
何はともあれ税務署に電話です。
私:電話するように言われた今井ですが、何だったでしょうか?
税務署員:ちょっと色々確認させて欲しい事がありますので、自宅にお邪魔してよろしいですか?
私:自宅?自宅ですか?
(これはヤバイ!自宅に来ると徹底的にあれ見せてこれ見せてと言うらしい)
いや~自宅は犬を飼っているのでぐちゃぐちゃなんです。こちらから税務署に行きますけど?
税務署員:私は犬は平気ですよ。
私:(お前は平気でも俺が平気ちゃうんじゃ!)
ちなみに用件は何でしょうか?
税務署員:今井様の平成29年度の収入についてお聞きしたいのですが。
私:収入って言われても会社からの給料しかないですよ?
税務署員:給料以外にも色々ご収入がおありですよね?
私:(こいつらなんか掴んどるな・・下手に反抗するとかえって怪しまれるか)
うーんよく分からないですが、どうしたらいいですか?
税務署員:平成29年度の収入が分かる物を用意して貰えますか?
私:はい、分かりました。じゃあそれを持参しますので。
税務署員:足らない書類があると何度もお越し頂く事になるので自宅でやった方が1回で済みますよ?
私:(こいつ、なんとかして自宅に入ろうとしとるやないか!家宅捜査か!)
出張で家を空ける事が多いのでその場合は何度でも出直しますので。
ちなみに例えば何の収入とかですか?
税務署員:それはお越し頂いた時にお伝えしますね。
私:そうですか・・了解しました。
平成29年・・
私には思い当たるものがありました。
あれや・・間違いない。絶対そうや。
それは何かといいますと。。
仮想通貨!( ゚Д゚)
当時は仮想通貨が流行っていた時なので当然私もやっていました。
仮想通貨をやった事のある方は分かると思いますが、基本的には取引所のアカウントは個人で開設します。
そして入出金は登録した名前でないと受け付けてくれないので個人口座になります。
という事は?
そうなんです。税務署から見たら個人で仮想通貨の売買をしていると見える訳です。
もちろん法人でも税金はかかるのですが、その場合は個人に対してではなく法人に対しての税務調査が入るので社長の自宅に税務署員が押し掛けるなんて事はありません。
そして私は会社のお金、自分のお金を両方使っていたので結構な額を動かしていました。
間違いないな、これは。
絶対仮想通貨や。
私は早速ベンチャーサポートさんに電話して今後の対応を考えました。
なんと今回は特別に税務署に一緒に同行して対応してくれると言う事でした!
ベンチャーサポートさんはとても心強い税理士さんなのですがこの時はとても頼もしく思えました。
そしてまずは大阪に行き資料を用意しして受け答えの練習をし、あらゆるシュミレーションをしました。
そして万全の体制を整えていざ税務署へ!
そして税務署の別室へ案内される訳ですが、これが絵に描いたような取り調べ室みたいな部屋(笑)
この写真は2名用ですが、これの4名用の部屋の感じです。
この部屋で税務調査開始したのですがそこで驚愕の事実を私は知る事になります。
仮想通貨の取引をしているあなた、次回必見です!
税務署恐るべしです。